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私学のメリットとは

さて、ここまで公立中学の問題点をあげたけど、私学の場合は、これらのことが解決されるということは、まあ間違いないだろうね。

 

私学のメリットを簡単にあげてみると1.生徒の学力が一定のレベルにあるので、授業が適切2.習熟度別クラス編成で、学力に応じた授業も受けられる3.学習時間数が多い4.教員の異動が少ないので、先生が生徒のことをよく知っている5.系列の高校へ進学が容易。

 

大学までエスカレータ式に進学できる学校もある6.大学への進学指導も充実している学校が多い7.施設が充実している場合が多いってことになるかな。

 

もちろんこれは、公立の中学と比べた場合のメリットだ。

 

まず授業に関しては、私学の場合は入学する時点でまずフルイにかけられてるし、習熟度別クラス編成も、実力テストで振り分けている場合が多い。

 

さらに生徒の習熟度レベルに応じて、単元の進度も変えている場合もあるから、公立中に比べて、授業は当を得ているといえる。

 

私学の場合は土曜日も授業をしているし、必要なら補習もどんどんやれるから、学習時間数も多い。

 

また、私学の場合、教員は一定のレベル以上のスキルを持っていると考えて良い。

 

というのも、彼らは公務員ではないから、問題があればクビになってしまうからね。

 

そして私学の場合は、教員の異動が少ないから、子供のことをよく知ってもらえるという利点もある。

 

大学進学に関しても、6年間通して進学指導が行われる学校が多いから、期待できるね。

 

東大・京大レベルを目指せる私学は少ないけど、早稲田・慶應・上智大や、MARCH(明治大・亜細亜大・立教大・中央大・法政大)、関関同立(関西学院大・関西大・同志社大・立命大)あたりの大学なら、十分合格できるくらいの指導は受けられると思っていい。

 

この辺も、公立中にはない、私立中のメリットだね。



それから、施設に関しては、私学の方が断然良い。

 

私学は、優秀な生徒をたくさん集めなければ生き残れないわけだから、経営者は学習環境などを整えることに躍起になる。

 

私学には、そういうインセンティブ(誘因)があるんだね。

 

パソコンや図書室、自習室、体育館など、施設面の充実には、力が注がれている。

 

また最近は、音楽やバレエなどの習い事ができるように、スタジオやレッスンルームを充実させている私学も増えてきているね。

 

その道で有名な先生を招聘して、月に何度かレッスンが受けられるというのを売りにしている中学もある(※ただしレッスン料は別料金)。

 

『学校でバレエを習いたいから、中学受験します』っていう生徒さんも結構いて、
神奈川の某中学なんか、バレエスタジオを新設しただけで、合格最低点が30点以上も跳ね上がってしまったところもあるくらいだ。

 

こういった施設は、公立ではなかなか造れないから、学習環境としては、これはもう私学に軍配が上がるね。

 

【私立中学のメリット】生徒の学力が一定のレベルにあるので、授業が適切。
また学習時間数が多い教員の異動が少ないので、先生が生徒のことをよく知っている。
系列の高校へ進学が容易。
大学までエスカレータ式に進学できる学校もある大学への進学指導も充実。
施設も充実している場合が多い

 

 

 

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