私学のカリキュラムは、非常に速く進むんだ。
大学入試から逆算してカリキュラムを組むので、中3の夏休み頃にはもう、高校の内容に進んでいる。
そのために、中学1年生からもう、トップスピードで授業が進む。
ところが、これについていけない子供が、かなりいる。
そりゃそうだろう。
方程式とか関数とか、小学校の時にはなかった概念がたくさん出てくるし、中学の数学ともなると、親もなかなか教えられなくなってくる。
中学受験の算数と中学の数学は、違ったモノなんだから、そう簡単には理解できない。
そして私学のために勉強した算数は、塾でていねいに教えてもらったものだ。
そして、何度も何度もテストを繰り返して習得したものだ。
そういう子供に対して、塾なしで中学の数学を習得しろというのは、無理な話だ。
これは英語についても言えることで、だから結局、塾通いということになる。
それから、語学に関しては、別の問題もある。
というのも一部の私学では、フランス語を必修にしている学校があるんだ。
「え、フランス語? 中学からフランス語をやるの? カッコいいね」
うん。
フランス語が学べるというのを、売りにしている中学っていうのもある。