進学塾の学習カリキュラムについていくために、
さらにもう一つ個別の塾に通う。
昨今の中学受験では、こういうことも珍しくない。
「小学生も大変だね」
まあでも、そういうミキちゃんだって、
大学受験の時は、予備校に通いつつ、センセーのところに教わりに来てたじゃないか。
「あ、そっか。
でもウチは予備校、あんまし行かなかったし。だってムダじゃん?」
予備校はムダ?
「だって、予備校は、ウチが知りたいことを教えてくれるとは限らないじゃん?
だったら家で自分で勉強していた方が百倍勉強になるし。
面白い授業と、月イチの模試だけしか行かなくていいと思って。
英語と数学の勉強法は、センセーに聞きゃいいし。」
そういうことだね。
一斉授業の場合、教えてくれるメリットがある反面、無駄も多くなる。
なぜなら子供にそのとき必要な学習とは関係なしに、塾の都合で授業が行われるからね。
これは結構大きな無駄だね。
それから一斉授業のもう一つのデメリットとしては、授業のレベルが自分の子供には合わないかも知れないということだ。
公立中学のデメリットの話のとこでも言ったけれど、一斉授業をやる場合は、誰かの学力レベルにターゲットを絞らなければならない。
で、公立学校の場合は、平均か平均よりやや低いレベルがターゲットになるけど、進学塾の場合は、できる生徒に合わせることになる。
なぜかというと、合格実績が進学塾のビジネスでは大きいからね。
有名な学校にたくさん合格者を出せば、子供を塾にやろうという親御さんの関心を引ける。
また親の側も、「こんなにたくさんの合格者がでているんだから…」
と、お金を出すのに納得する材料にできる。