「センセー、で、目標の学校は具体的にどうやって決めればいいわけ?」
うーん、そうだね。
中学受験を考える親御さんの場合、いろんな思惑があるから、それによって異なるね。
特に子供が男の子の場合と女の子の場合では、同じ中学受験といっても目的がかなり違う。
たとえばまず、『娘には、大学受験させたくない』という親御さんがけっこういる。
こういう親御さんは、中学受験でも高校受験でも、とにかく大学の附属校だったらいいという。
こういう場合の目標設定は簡単だね。
通学圏内にある大学附属校の中から、大学までエスカレータ式で進学できるところをいくつかピックアップして、目標にすればいい。
あとはまあ、子供といっしょに学校説明会に行ってみて、どこに行きたいか決めればいい。
ただし
こういう学校に進学させると、勉強しなくなって遊んでばっかりいる子供もいるので、自分で勉強しないような子供には、大学附属校はどうかと思うね。
また女の子の場合、ピアノとかバレエなどの習い事を続けるために中学を選ぶ場合も多い。
神奈川のある私学では、バレエスタジオを新設してレッスンを始めたら、合格最低点がとたんに2〜30点も上がったところがある。
こういう動機の場合も、目標設定は簡単だね。
行きたい学校をいくつか見つけ出して、そこを目指せばいい。
学問のレベル的にはそんなに難しくないところが多いから、妥当な目標設定ができる。
子供も自分のやりたいことのための勉強だから、がんばってくれる。
こういったハッキリした進学動機がある場合は、指導する側としてもありがたいし、無理のない指導ができるね。